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​にしかんプロジェクト

(2019.9~2020.2)

新潟市の最西端に位置する新潟市西蒲区(にしかんく)と西蒲原郡弥彦村(にしかんばらぐんやひこむら)、そしてその周辺のいくつかのエリアは、かつて西蒲原郡と呼ばれていました。

新潟らしい田園風景。今も伝承される文化・信仰。農業・温泉・酒造り・ワイナリーなど特色ある生業が息づいており、近年この地に魅せられ移住してくる人も少なくない魅力的な地域です。

1つの地域であった西蒲原郡は、現在市町村合併等により同じ土地に住みながらも分断が生まれ、互いの思いを知らぬまま、さまざまな課題に直面していました。

そんな地域を繋ぎ、「にしかんエリア」として地域ブランディングを図っていこうと地域の事業者らが集まり2019年夏よりプロジェクトはスタート。

この地で生きて行く方々が対話を経て紡ぎ出した「ローカルマニフェスト」が誕生し、行政区を越えてこの地の取り組みや魅力を内と外に発信しするWEBサイト「にしかんずかん」が完成。

マニフェストの下にしかんブランドを表現する商品開発が行われ、地元の人に限らずこのエリアに興味を持ち地域を俯瞰し、関わってくれる人材を輩出すべく「にしかんローカリストカレッジ」が立ち上がります。

Idea partnersでは、プロジェクト運営元であるNPO法人いわむろやより依頼を受け、にしかんローカリストカレッジの運営サポートとファシリテーターを担当。さらに、2月16日に行われた一連の事業の成果報告会でもある「にしかん未来カンファレンス」を企画提案し、地域の未来へと繋がる対話的な場をデザインしました。

にしかんローカリストたちは半年間取材やライティングを実践的に学び、四国研修を経験。にしかんという地域を俯瞰し感じ取った魅力や課題を自分たちなりの表現で言葉にしていきます。カンファレンスのプレゼンでもその学びを自信をもって事業者の方々へと伝えてくれました。

 

マニュフェストやにしかんずかん、にしかんと関係を築いたローカリストたちの存在が、この地にどのような物語が生むかはまだ分かりませんが、希望を持ってこの地域の行く末を見届けたいと思います。

​にしかんローカリストカレッジ(Facebookページ)
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