【ABD開催レポート】現在地を知ることで、働き方を変えるヒントが見つかる「加減乗除の法則」




新年を迎え早くもフルスロットルな日々を過ごしていますが、2019年も大人の学び革命と学び合うコミュニティづくりをめざし、懲りずに各地でアクティブ・ブック・ダイアローグ®️を開催していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

さて、最近県外や新潟市外への出張開催も増えてきましたABDですが、1/29開催の第9回ABDin新潟では、仲山進也さんの組織にいながら、自由に働く。仕事の不安が「夢中」に変わる「加減乗除の法則」』を題材にしました。

仲山進也さんは、 初代ECコンサルタントを務めた楽天市場の最古参スタッフであり、2007年に楽天で唯一のフェロー風社員となり、横浜・Fマリノスとスタッフとしてプロ契約をするなど、組織にいながらもユニークな働き方をし注目をされている方です。

今回この本を選んだのかという理由は2つ

一つめは、初版発行時にタイトルに惹かれてジャケ買いして読み、今の自分の自由な働き方を体現するに至るまでの道のりとマッチしていて思わず「わかる!」と共感した覚えがあり、ABDでもいずれ紹介したいと思っていたから。

そして2つめは、昨年開催したティール組織に続き、なんとこちらの本も出版社と著書の英断からABD開催者へのゲラ無償提供に踏み切られたので、その心意気にお応えし、応援しようと思ったからでした。



こちらが素晴らしき産業能率センターさんのサイト(ABD実践者へのゲラ提供)

そして、神対応の仲山進也さんの記事

今回は、集まったメンバー5名で分担し、本書のメインテーマ「加減乗除の法則」をじっくり読み解きました。



※本書をもとに一部加筆し作成

1時間で6枚にまとめる作業は仕事後ということもあり、集中力が続かない方もいらっしゃいましたが、皆さんそれぞれの視点で見やすいサマリーシートを作ってくださいました。





これまでABDin新潟は「NVC」「Learn Better」など翻訳本かつ、少々難しいテーマの本を扱ってきたのですが、今回はとても読みやすかったですね。





プレゼンを終えて、サマリーを見ながら、湧き上がってきたものから対話を始めました。

「自分はまだ加ステージ。お客さんの定義が難しい仕事だから、自分にとって喜んでもらいたいお客さんを決めたい」

「今現在、窓際的な位置にいるけど、背中を押してもらったように感じた。出てしまって出島になろうと思う」

「自己中心的利他って、誰にでもいい人になることを辞めることなのかも」

「”自分の凹は、他人の凸を活かすためにある”っていい言葉だよね」

「自分の凹を晒せる人って、屈託なく育てられた自己肯定感が高い人か、過去に挫折体験を味わい乗り越えた人でないと難しい」

「若い教員や公務員の皆さんに悉皆研修として、全員この本を読んでもらいたい」

「何もしてない風の人って悟りを開いた仙人的なイメージ。まだ自分はありがとうを求めてるから、まだ無理だな」




今回の参加者は20代~40代と年代もこれまでのキャリアも、職種も違うからこそ多様な観点で時間があっという間に過ぎるくらい対話が盛り上がりました。


自分のキャリアを言い表した法則

仲山さんの体験を基にしてつくられた「加減乗除の法則」ですが、個人的な体験に当てはめても、納得感高めでした。

私の場合、7年前に奇しくもパラレルキャリアをはじめてからは、もともと高くなかった出世欲もますます無くなり、部署では超外向きな「変わり者」として唯一なポジションを得ました。今思えばまさに社内よりも社外で評価される存在だったと思います。

そして、当時営業として担当していたのが小規模クライアントが多かったのですが、課題にフィットしていないサービスを部の方針で提案をしなければならない際、「お客さんのためにならない」とマネージャーに噛みついたり…これもお客さんの専門家たるマインドだったのかもしれません。

本書の仲山さんが結びに語っていた言葉、「組織にいながら自由に働く」=「組織にいてもいなくても」自由に働ける人をめざすというのも、情報化社会の発達により安価で素晴らしいサービスが使え、SNSにより個が発信でき必ずしも組織に属さなくても力を発揮できる時代になったからこその考えです。

仲山さんはあえて楽天の社員として在籍しながらもご自身で会社を設立し、さらに個人でも活躍なさっていますが、私の場合はパラレルキャリアによる複業から独立を選びました。 もし会社に残っていたとしても、こうしたポジションを遅かれ早かれ確立していったのかもしれません。

パラレルキャリアが倍速経験×スキルアップとなって選択肢が広がり、自分にとっての価値基準が明確となっただけでなく、ご縁が生きたことで独立後のお仕事にも多数繋がりました。

これもフィールドを「会社」ではなく自分はずっと「社会」にして活動してきたからこそだなと、読みながら思い返していました。


この3年はまさに乗ステージのように際(きわ)に集まっていた仲間を見つけ、新しい価値を生み出すことに挑戦し、除ステージへと移行した期間でした。


「加減乗除の法則」で現在地を確認してみる

キャリアにおいては、特定の仕事しかしていないとその仕事しかできなくなる恐れがあります。

変化が激しく予測困難な時代といわれますが、これまで以上に色んな生き方・働き方の選択肢が増えた今だからこそ、一つの会社に自分の可能性を閉ざすことなく、本書にように積極的に試していくことが当たり前になっていってほしいですね。 定期的に見直せば自分の現在地の確認ができ、次に考えなければならないことに気づかせてくれるような、そんな読み方もできるような気もします。

キャリアを見直したい方、キャリア支援の仲間とともに、またこちらの本でABDをしたいと思いました。 キャリアコンサルタントとしておすすめの1冊です。ぜひ少しでも興味を持たれたら読んでみてください。 次回のABDin新潟は4月頃を予定です。次回は記念すべき第10回目の開催なので、もし余裕があればなにかやろうかな…(笑)

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山本一輝

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