オンライン開催・MOGAMIルーキーズカレッジⓇ

最終更新: 2月22日



新型コロナウイルスの影響で開催時期や研修形式も変更せざるを得なかった2020年。


これまで5か所で開催していたルーキーズカレッジⓇですが、2020年は開催を断念した地域がほとんどでした。 しかし社内外の研修や歓迎会など軒並み見送られていく現状を受けて、MOGAMIルーキーズカレッジを共同運営する最上総合支庁では継続し行っていくことの重要性を鑑みて、事業続行を決めました。


緊急事態宣言もあり春先は対面研修ができないことから初回の5月開催は延期となりましたが、感染状況が落ち着いた頃合いを見計らい感染対策を徹底し2020年11月は対面で開催。


MOGAMIルーキーズカレッジ(11月20日開催)

その後、再び全国で感染が拡大。事業を行ってきた山形県においても再び対面での大人数の研修会開催は控える方針が打ち出されてしまいます。


ルーキーズカレッジでめざす「地域同期」としての交流を深める懇親会も重要なコンテンツでしたが、感染リスクから断念せざる得ない状況となり、従来通りのやり方が全くできないなかで果たして価値提供ができるのだろうか。そんな思いを私も含め、皆さん抱いていたのではないかと思います。


今だからこそできるオンライン開催へ

山形県内の自治体ではほとんど実績がなく、担当の皆さんも経験ありませんでしたが、全面オンラインでの開催を決断。2月19日(金)2回目となるMOGAMIルーキーズカレッジを開催しました。


最上地域ではそもそもこうしたオンラインを使った合同研修の実績がなく、前向きに捉えてくれるか些か不安ではありましたが、官民合わせて30名の参加者が集まってくれました。

コロナの影響が長期化していくなかで企業側からも「ぜひ開催してほしい」という声も上がっていたそうです。


オンライン会議が行える環境も企業によって差があることを考慮し、自社で1人1台PCを用意できない方のためにリモート参加可能な現地会場も設けました。ソーシャルディスタンスもしっかりとっています。



また、今回オンライン開催にしたことで受講者だけでなく、過去の参加者や企業の担当もオブザーバーとして参加してくれました。

対面研修会だと社員がどんなものを学んできたのかが見えず、そもそも企業に研修派遣する意義を感じてもらえなかったりしますが、気軽に見学してもらえるのはオンライン開催の恩恵ですね。 参加者の皆さんも対面で見学に来られるのに比べ、見られている緊張感も感じずに済んだのではないでしょうか。

オンライン研修入門


ルーキーズカレッジの内容は、掲げているプログラムテーマ「仲間・学び・将来」に則り、オンラインへの最適化するため再構成しました。



今回、オンライン研修はおろかZOOMが初めてという方も半数以上いらっしゃったので、まずは全員でZOOM機能を楽しく体験するアイスブレイクから。


チャット、コメント機能、反応に加えZOOM会議に応用すると効果的なGoogle Jamboardも紹介しどのように使っていくかを学んでいただきました。インタビュースキルのワークでは、対面時の手書きからをJamboard使った記録へ変更しました。



グループワーク後の体験の気づきや学びはチャットを使って各自で一言ずつ投稿してもらいましたが、ここでも皆さん積極的でした。 対面だと全体の場でなかなか手を挙げたり積極的な発言が出にくかったり、多くの人のコメントも時間の関係で拾えなかったりしますが、その点についてもオンラインは効果的ですね。


年代的に皆さん適応力も抜群に高く、アイスブレイクを経験し早々にZOOMを使いこなしていました。



レクチャーではポジティブ心理の講義、強み診断からの自己理解とグループ共有を行いましたが、ブレイクアウトを重ねるごとに打ち解けていき、盛り上がった様子が伺えました。

人によっては対面よりも話しやすかったという方もいたかもしれません。


各々の環境も違うので研修中の通信遅れや途中ZOOMから落ちてしまうなどもありましたが、進行ができなくなるような致命的なトラブルもなく、無事終えられることができました。


ロジ周りも協力して下さる業者に入ってもらい、ZOOMの裏側で対面で逐一コミュニケーションを取りながら進められたことも良かったです。反省点もありますが、次に活かせる学びもありました。


不安を感じながらもまずはやってみようという思いでスタートしましたが、この状況下でルーキーズカレッジⓇを行う意義として、繋がりが希薄になりがちな今だからこそ必要な「地域同期」としての横の繋がり。そして先行き不安ななかで毎日仕事をしてきた自分の変化成長と向き合う「振り返りと自己理解」という点では、少なくとも価値提供できたのではないかと感じます。


コロナが収束したとしてもオンラインの利活用は戻るどころか、より一層進むことは間違いないでしょう。

日本の中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)は大きな課題であり、働き方改革においても必要不可欠なツールです。 オンラインルーキーズカレッジをきっかけに総合支庁や事務局の皆さん、そして企業や若手社員の皆さんに今このタイミングでオンラインの可能性を実感してもらうことも一つの目的でしたが、その点については意義ある開催となりました。



参加者の皆さんのアンケートもGoogleフォームを活用し、早々に集計結果を見ることができましたので少しご紹介します。


これまでの手書きのアンケート用紙を見ながらExcelへの手入力のアンケート集計ではなく、こうしたツールを使うのもすぐ取り掛かれるDXの第一歩ですね。







ZOOMの研修にも前向きな反応が多く、色んな気づきがあったようで良かったです。


リピート参加意向もさることながら、多くの皆さんが後輩に勧めたいと思ってもらえるのが何よりも有難い意見です。



今後どのような状況になっていくか分かりませんが、個人的な今回一番の成果はコロナ禍でもできるという手応え、そして対面でもハイブリッドでも価値提供できるという自信を担当者やステークホルダーの皆さんと分かち合えたことでした。


「コロナが明けたらまたやろう…」という守りの考えだけは何としても回避したかったので、今回の経験は大きかったですね。


成果が表れはじめ外部からも評価されてきた最上地域の人材育成・定着支援事業。困難にめげることなく、これからも地域の皆さんとチャレンジをしていきます。



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