「強み」を活かした生き方を考える【いしのまき学校DEVELOPプログラム】

最終更新: 2018年6月16日

今年もISHINOMAKI2.0の教育事業「いしのまき学校」の企画のお手伝いをしていますが、その1つが中高生対象のDEVELOPプログラム


進学や就職といったものに留まらず、その先の人生を切り拓くために役に立つ、学校では教えてもらえない知識やスキルを学んでもらうためのプログラムであり、2016年から監修させてもらっています。先日今年度1回目の授業を実施しました。


※参考:いしのまき学校DEVELOPの授業


これまで、アイディア出し、話し合いの方法(ファシリテーション)、プレゼンテーションと授業してきましたが、今回のテーマは自分と他者の「強み」を理解し活かすです。


Twitterを見て気になって来てくれたという初参加の生徒も合わせ、異なる高校から9名の生徒。今回も大学生と社会人の方々も混じり、多様なメンバーで行いました。




24項目に強みを分類するVIA強み診断


最近はストレングスファインダーなど様々な診断がありますが、今回は米国心理学者マーティーン・セリグマンらによってつくられたポジティブ心理学で用いられる、VIA強み診断を使いました。


VIA強み診断

ポジティブ心理学は 、人の持続的な幸福を高めるために研究している心理学の分野の一つです。セリグマンは「自らの強みを仕事や生活で発揮する」そして「大きな目的や自己を超えた対象に強みを活かす」ことで幸福は高まるとして、強みを発揮することの重要性を説いています。


進学や就職に向けて適性診断もあるかもしれませんが、そうしたものは学校でも受診する場合もあるので、目先の進路のためという短期的視点ではなく今後の人生に役立てもらえるようVIA強み診断を使いました。



自分の認識と他者の解釈で多面的に強みを見る


強み診断を行う前に、これまでの体験から強みを発見するワークをおこないました。

ベストを尽くした体験を思い返し、その体験でどんな強みを発揮していたかを24項目と照らし合わせながら自分とグループメンバーで見つけてもらいました。




自分で考えていた強み項目を他者から言ってもらう場合もあれば、全然違う強みを言ってもらう場合もあり、体験を語り、フィードバックを通して多面的に強みを探してもらいました。 


最初、自分で記入する時には強みを思い浮かべることが出来なかった生徒もいましたが、相手からフィードバックを通して体験から強みを見つけ出すことが出来ました。



強み診断結果とグループワーク


VIA強み診断はポジティブ心理学のVIA強み診断に関する公式サイトから無料で受けられますが、今回は簡易的にできる診断用紙を使って強み診断を行いました。


その後、グループに分かれ、お互いの強みを共有しながら「もしもグループメンバーで1つの会社/お店にしたら?」というテーマで話し合い、強みを生かせる役割とグループの特徴やウリを想像してまとめてもらいました。




どのグループも個性的であり、それぞれの強みが現れていました。


社会人と高校生がフラットに強みと役割について対話していましたが、これもいしのまき学校の学びの醍醐味です。


最後に、各グループからまとめを発表をしてもらいました。



自分たちが好きなもの、得意なものと重なっている強みを組み合わせてギャラリー&雑貨屋を発表してくれたチームや、強みではなくあえて弱みから考え、対面サービスの少なそうなイメージの卸売業を考えたチームも。発想が柔軟でこちらも勉強になりました。



高校生の皆さんには、実際の職場のように自分や相手の強みを把握し、お互いに助け合ったり協力することでより良い結果を生むチームがつくられることを、ワークを通して体験してもらいました。


チームの強みとメンバーの役割は適任か。弱みを補えているかなど、これから所属するコミュニティでも活してもらえたらと思います。


普段大人向けにやっているプログラムでしたが、実施してみて高校生の皆さんにも有効なものだと改めて感じました。



さいごに


強みを理解し活用することは目先の進路や職業選択のためではなく、本質はその後の自分の人生をより良いものにするためです


いしのまき学校でも最後にお伝えしましたが、学生の皆さんで進路が決まっている皆さんは、将来のなりたい自分のイメージにどのように強みを活かせそうか、伸ばしていけそうかを考えてもらえると良いかと思います。


まだ具体的なイメージが決まってない人も焦ることなく、進学先や就職先という「相手目線」で考えるだけでなく、自分の興味関心×強みという「自分目線」から考えるというのもありではないでしょうか。


そして、強みは自分のためだけではなく、外(他者や社会)に向けて発揮してこそ、価値あるもの


自身の強みを理解し、今後の人生のなかで自分にとっての「大きな目的や自己を超えた対象」を見つけて、ぜひ活かしてもらえたらと思います。



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山本一輝

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